「真珠の耳飾りの少女」の耳飾りは「真珠?」「ガラス?」

1665年にフェルメールが作成をした作品

大きさはわずか、47㎝×40㎝の絵

オランダのマウリッツハイス美術館に所蔵されている作品です。
マウリッツハイス美術館

真珠を描いた絵と言われて真っ先に思い起こすのは、この絵でしょう。

この絵には「真珠の耳飾りの少女」という題名がついていますが、実は、この耳飾りは真珠では無いと言われています。

この絵は昔は「青いターバンの少女」「ターバンを巻いた少女」といった他の名前でも呼ばれていました。
2003年に「真珠の耳飾りの少女」という題名の映画がヒットした後に「真珠の耳飾りの少女」が定着しました。

 

さて、この絵に描かれているのは真珠では無いのではないか?との事ですが。
理由としては、真珠が大きすぎる。
そして、あの大きさで丸型ではなくドロップ型である。

天然真珠しかなかった時代に、これほど大きな真珠を入手できない

では、真珠でなければ何なのか?という事ですが・・・

この作品を描く少し前の1656年にフランスのジャガンという人がガラスの中に魚の鱗を入れた塗料を塗って蝋をつめて真珠に似せたものが作られたそうです。
時代的に見ると、このガラス製のパールではないか?

と言われています。

今だとガラス製の偽物の真珠だったのか?残念。といわれてしまいそうですが・・・

1665年当時はガラス製のパールをつけるのが流行っていて最先端のおしゃれだったともいわれています。

 

ちなみにフェルメールは、生涯40作品ほどの作品しか描いていませんが、この真珠の耳飾りを身に着けた女性の絵を8枚ほど描いているようです。

世界で最も有名な真珠を描いた絵は真珠なのか?真珠の偽物なのか??

それも気になりますが、他の8枚も絵も見てみたいと思います。