ロードクロサイト

バラ色の石

ピンク色と白色の縞目が美しい宝石ロードクロサイト。
 
その名前はギリシャ語で「バラ色の石」を意味します。
 
1813年にドイツの鉱物学者 ハウスマンによってルーマニアで発見され名づけられた比較的新しい宝石です。
 

ロードクロサイト = インカローズ

 
ヨーロッパでは19世紀に発見された新しい石ですが・・・・・・
 
実は13世紀の南米のインカ帝国時代の遺跡から大量に見つかりました。
 
インカ帝国では、かつての王や女王の血が石に変わったと信じられて大切にされていたようです。
 
現地では原石をスライスすると赤と白のバラのような模様が見えるため
 
「インカローズ:インカのバラ」とも呼ばれています。
 
他には情熱的な色をしているものは「パッション・ローズ」とも呼ばれる事もあります。
 

産地

 
産地としてはペルー、アルゼンチンとアメリカが有名です。
 
・ペルー産はやや落ち着いた赤色が多いです。
 
・アルゼンチン産は鮮やかなピンク色が多いです。
 
また、アメリカのコロラド州のアルマ地方にあるスイートホーム鉱山も有名です。
 
この地域のロードクロサイトは縞模様が入っていなく色が濃く鮮やかな深紅色をしており「アルマ・ローズ」とも呼ばれます。
 
世界で最も美しいロードクロサイトが採掘される鉱山でしたが現在は閉山されて新しい石は採掘していないようです。
 
スイートホーム鉱山から産出されるのも家庭円満になりそうな名前ですね。
 
あと日本でも青森や北海道で少し産出するようです。