起源
生まれた月を守護する宝石。それが誕生石です。
もともとは、1912年にアメリカの宝石業界「Jeweler of America」が定めたものを基本としています。
その後、1952年にアメリカ宝石小売商組合などの複数の団体で改訂したものが基準となっています。
その元は、聖書を元に決められたようです。
・旧約聖書の出エジプト記に司祭の胸当てにはめた12個の宝石
・新約聖書のヨハネ黙示録に記載されていた城壁の土台に飾られていた12種類の宝石
といった情報を元に誕生石が決められたようです。
誕生石一覧
月 | 宝石名 |
1月 | ガーネット |
2月 | アメシスト |
3月 | アクワマリン、珊瑚、ブラッドストーン |
4月 | ダイヤモンド、ロッククリスタル |
5月 | エメラルド、ひすい |
6月 | 真珠、ムーンストーン、アレキサンドライト |
7月 | ルビー、カーネリアン |
8月 | ペリドット、サードニックス |
9月 | サファイア、アイオライト |
10月 | オパール、トルマリン、ローズクォーツ |
11月 | トパーズ、シトリン |
12月 |
ラピスラズリ、ターコイズ(トルコ石) タンザナイト、ブルージルコン |
*ただし翻訳や解釈によって国や時期によって若干の違いがあります。
日本ではサンゴが3月に、ヒスイが5月に追加されていることが多いです。
フランスではアメリカへの対抗心なのか独自路線の選定がされています。
(フランスでは3月はルビー、4月はサファイア、10月は真珠、アクワマリンといった感じになっています。)
そうはいっても、自分の誕生石は気になるものです。
誕生石の癒しの力や健康維持に役立つ影響は数々の神話や伝説で語られており、割り当てられた月に、その宝石を身に着ける事で癒しの力が高まったとされています。
自分へのご褒美や相手へのプレゼントとして誕生石の宝石を1つは身に着けてみてはいかがでしょうか?